検索順位に意味がなくなる日
近い将来といわれていることだが、検索者の好み(属性)に応じて、検索結果一覧が変わってくるといわれています。
たとえば
「スピード」で検索したとき、それは
「アイドル」のことなのか
「映画」なのか、最近なら
「水着メーカー」を調べているのかもしれないし、もしくは
ドラッグを調べているのかもしれない。
検索者によって、
同じキーワードでも、求めているものが違うわけで、検索者が求めている情報を提供できるというのは、検索サイトの目標から言っても、非常に正しい。
それに、一歩近づくようなサービスが、ヤフーから提供されました。
ユーザーの興味関心にマッチする広告
サービスといっても、メインの検索ではなく、広告の表示の話。
詳しい情報はこちら
ユーザーの興味関心に合わせた広告を表示する新サービス
http://web-tan.forum.impressrd.jp/overture/2008/11/17/4291
インタレストマッチというそうなのだが、
過去の検索履歴や
ページ閲覧履歴を元に、ユーザーの興味関心を把握し、それに適した広告を表示させるとのこと。
そして、Yahoo! への登録情報を元に、性別・年代・地域と、細分化して広告を載せる/載せないを、広告主側が選べるようなのだ。
広告主にとっては、無駄かもしれないところに広告が出ないので、非常にありがたいことだろう。
それだけの情報を検索サイトは持っている
Yahoo! だけではない。当然、Google もさまざまな個人情報を持っている。そして、今後、広告だけでなく、メインの検索にも、それらの技術が生かされてくるのは間違いない。たしか Google の偉い人がそう言っていたし。
良い悪いの話ではなく、Yahoo! や Google を深く使えば使うほど、われわれの状況にあわせた情報を選んでくれるようになっていくのでしょう。それも自動的(=勝手)に。
そうなったときは、勿論、検索順位に意味なんか無くなります。検索する人によって結果が違うわけですから。まだ、その状態ではないですが、今回の新しい広告をみると、次第にですが、いよいよそういう状況に近づいていることを感じます。
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